アプリ | iPad/iPhone で 図を書くなら Memopad しか考えられない! 簡単なお絵かきも。 ( + 使い方解説 )
ブログで使う図や絵を描くために、アプリを探していた。 10種類ほど試したが、どれもかゆいところに手が届かない感じ。
だがついに、素晴らしいアプリを見つけてしまった。 もう他のアプリは考えられない。最早こいつ一択で良い。
開発者が本当に優れたインターフェイスを考えられている。 ユーザーのニーズを掴んでいる。もはや芸術品だ。
チュートリアル
これを見てほしい
特に何の意味もない図、というより絵だが、素晴らしいと思わないだろうか これが何のストレスもなく、何の苦労をすることもなく描けるのだ。
起動
起動すると、すぐにお絵かきが出来る。 これが本当に重要で、ただ新しい図や絵を描くために、分かりづらいメニューの中から、何かを選んだりしたくないのだ。本当に。
見た瞬間「良さげなインターフェイス」だと感じた。(色が選びやすい!)
ブラシの種類
色々選べるようだ。
描いてみる
線のフォルムが美しい。
「戻る」「進む」が分りやすい
常に左上に表示されている。
消しゴム
大きくて消しやすい。
カメラロールへの保存
iPadの標準機能的なやつで保存する様子。 SaveImageを選べば良い。
「1ボタンで保存させてくれればな」と思ったが、実はこのアプリには自動セーブモードがあることが後で判明。
わざわざ自分で保存する必要さえないことが分かった。
写真のロード
僕は使わないと思うが、写真をインポートしてからのお絵かきも出来るようだ。
矢印
他のブラシも使ってみる。
な。。なんだこりゃー!!
ブラシの形が変わるかと思いきや、矢印が描けるぞ。しかも美しいフォルムで。
範囲の塗りつぶし
自由に指を動かして、その範囲を塗りつぶせる。
文字入力
文字を打てる。(すごくありがたい) しかも、位置を確定させるまでは、後からでも自由に動かせる。
もちろん文字サイズも調整できる。
直線を連続的に描く
指を離さず、スイスイとつながった直線を描けるぞ!
ドットの線を連続的に描く
すごい。
透過的なペイント
完全に塗りつぶしてしまうのではなくて、色と色が重なり合ったところで、混じり合う奴。
前の絵に戻る
二本指のスワイプで前の絵に戻れる。 ただちょっと読み込みが遅い。5秒ぐらいはかかる。
そういえばアプリを立ち上げた時「あなたの端末では動作が遅くなる可能性があるよ」って出てきてたような。iPad mini4のスペックのせいだろうか。
新しい絵を描く
二本指のスワイプで次の絵が描ける。 せっかくのスマートフォン/タブレット向けアプリなんだから、スワイプで操作させてくれるのはすごく嬉しい。
新しい絵を描くの、どこだよ! って思ってたんだけど、なるほど。 ただこれも、僕のiPad mini 4ではちょっと読み込みが遅い。
全消し
消しゴムボタンをダブルタップで、絵を全消し出来る。 これもやり方が分からず探していた。
普通の消しゴムと全消し操作が、別々のボタンじゃないところが良い! すごくユーザーのことを分かってくれている感。
あとは、ちょうどいいタイミングでTipsを出してくれる親切さ。
ベタ褒めせざるを得ない。
設定項目
- 音のオンオフ
- 色のパレットを表示するかどうか
- 自動保存のオンオフ
- 色関係の何か(?)
- ルーラー表示のオンオフ
- アプリを立ち上げた時に新しい絵を描くか、既存の絵の続きを描くか
必要最低限の設定が並んでいる。余計なものは何もない。かゆいところに手が届く。
Proバージョン
有料版は250円(2017年3月現在)だった。 「1時間だけProバージョンを試す」ってのも出来るっぽい。
僕はすぐに購入したけど。
ところでアプリにお金を払うのを嫌がる人が多いと聞くけど、WindowsとかMacでそれなりのお絵かきソフトを買ったら、数千円、数万はする。 色鉛筆だって12色で500円はする。
僕の感覚だと、これだけ素晴らしいアプリを、たった250円で使っていいんですか? という感じ。 月額250円だったとしても、検討する余地があるほどだと思う。
「価値」に対しての「お金」と考えたら、信じられないほどコスパの高い世界だと思うんだけどな。アプリの値段って。 必要なものにもお金を払えない習慣は、絶対損になると思う。
クオリティの高さ
この Memopad は本当にオススメですよ! 他のアプリとは比べ物にならなかった。全てが郡を抜いている。
このアプリのために ノーマルサイズの iPad を買おうかという考えが頭をよぎったぐらいだ。 (ロード時間を速めるために、次にiPad mini 5 を買う理由も高まった。ハードウェアの問題かソフトウェアの問題かは分からないけど)
あえて不満を書くなら
文字入力
文字入力の時、日本語だと、うまくやらないと文字が欠けたりする。 あとはフォントサイズの縮小拡大、色の変更がちょっとやりにくかった。
あとは「最後に右上のボタンで、文字を確定する必要がある」というのが最初分からなかった。
「背景色に合わせて、自動的に見やすい文字色にしてくれる」とかいう仕様があったら良いな。 (そのためなら1000円出しても良い)
戻れるステップ数が限られている
途中までしかステップを戻せない現象が発生した。 これはちょっとつらい。無限に戻れるようになったら良いな。 (そのためなら500円出しても良い)
連続で文字入力や矢印作成が出来ない
毎回、新しく選び直す必要がある。 これがちょっと手間。 (これが改善されるなら250円出しても良い)
ところで
図や絵を描いて、ブログに貼り付ける良い方法が何かないかと、わりとずっと考えていた。
- 紙に書いて、iPhoneで撮影して、iCloudでmac Bookに同期して、ブログに貼り付ける
- 紙とペンを引っ張り出すのが面倒なのと、撮影が光の加減とかで難しいのと、出来上がりも悪い
- 小さなホワイトボードを使う方法も考えたけど、これも部屋にひとつ物が増えるのと、光が反射するので撮影がやや難しい
- mac でお絵かきツールを使う
- 電子ノートを使う
- 使ったことがないけど、ノート感覚で描けて、PCに同期してくれるやつ
- これもツールがひとつ増えてしまうのと、決してシンプルじゃないと思った
けど今回「俺にはiPad Mini があるじゃないか!」と気付いたのが、お絵かきアプリを探したきっかけだった。 タブレットなら指で柔軟に絵や図を描けるし、クラウドで画像を同期させれば、ブログで貼り付けるのも簡単だ。
どうしてこのことに早く気づかなかったんだろう。
それはiPad mini は主に Kindle での読書用になっていて「インプット専用端末」というイメージだったからだ。 「アウトプット用端末」というイメージがなかった。
ちなみにiPhoneでも使ってみたが良い感じだった。 (同じAppleIDなら購入状態は記憶されているので、iPhoneでPro版を購入しても追加のお金はかからなかった)
実践例
別のブログで、実際に試してみた例。 この文脈で見るとあまりに唐突な図だが、ご容赦いただきたい。
ビフォー
他のアプリで描いたバージョン。
なんか馬鹿っぽく見える。
アフター
スマートで知的に見える。(ような気がする)