つまり、電子機器を扱えるようになるということは、人間の本質に向き合い、能力を伸ばすということ。
僕はノートPCをもっと手足のように扱えるようになりたい。
電子機器によって、もっと人間の本質に近づきたい。
デバイスと遊ぶとき、僕らは非人間的な技能を身につけているわけではない。
そもそも僕らの体だって、脳に対しては、外部拡張の一つのバリエーションに過ぎない。
ということは、スチールで出来た電子機器を身体のように愛しても、何ら不思議はないわけだ。
( あなたの脳のはなし:神経科学者が解き明かす意識の謎 )