これが令和0年に名付けられた「スターバックス人間理論」である。

スターバックスで最近ついに店員さんが「いつものですね?」と言ってくれるようになった。

ショートサイズ抹茶ティーラテ豆乳変更のオールミルク・ノンシロップだ。

店員さんが違うと「いつものですね」レベルの確信度も、お互い違うので、超微妙な温度感で距離感をはかるコミュニケーション。

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店員さんが多い店だと「いつものですね」が通るまで、かなり時間がかかる。

僕も注文するメニューを変えたりすると、さらに確信度は下がる。逆に不確定要素のレベルが上がる。毎回必ず完全に同じメニューを注文すると、それぞれの店員さんが「この人のいつもの」の予測度を上げてゆく。

2019-04-09 23:30:00 UTC

逆に既に「いつもの」がまかり通っているにも関わらず、いちどでも別のメニューを頼んでしまうと、また「いつもの恋愛状態」が崩れて「今日はどうなさいますか?」モードに入ってしまう。

ゲームはリセットしてやり直しだ。飲食店の「いつもの」は実はこのように高度な世界に位置しているのだ。

2019-04-09 23:31:27 UTC

この「いつもの」状態をリセットして崩したくないがために、あえて別のスターバックスにいこうかと思ったことさえある。

「このスターバックスは"いつもの"で通る店」「この店は自由に頼める店」という使い分けさえ、真面目に考えていたことがある。スターバックス運用論は奥深い世界だ。

2019-04-09 23:32:42 UTC

考えを巡らせるタイプの人は、全てにおいて考えを巡らせるので、スターバックスもその例外ではないというか、愛すべきスターバックスだからこそむしろ頭をフル回転させるというか、物事の表面的な対象ではなくて「人間の気質そのもの」が、実は全てにおいて表れる法則は、たしかに真実であるのだ。

2019-04-09 23:42:06 UTC

これが令和0年に名付けられた「スターバックス人間理論」である。

2019-04-09 23:42:58 UTC

Original By

https://github.com/YumaInaura/YumaInaura/issues/1163