ヨガスタジオ「スタジオヨギー」に体験に行ってみた
お会計
レッスンが終わった時にお会計を請求されて、「えっ」ってなった。
体験申し込みをした時は、お金がかかるようなイメージはなかった。
「あ、体験のつもりで来たんです」
「無料の体験というのはやっていないんですよ」
店を出た後、改めてウェブサイトを見返してみると「体験でもお金がかかる」ということが、非常に分かりにくい表示になっていた。
これは経営戦略だ。
申し込みページなどでは、実際にお金がかかることは分からないよう、曖昧な表示にしておく。
そしてレッスンが終わった時に、
「えっ、お金かかるんだ」
「今回だけで1回3000円? 嘘でしょ」
「でも3回使える体験チケットは4500円で買えるんだ」
「それなら4500円の方にしてみよう」
「チケットも買ったことだし、3回ぐらい通ってみようかな」
こうやってなし崩し的にスタジオに通い始める、ある意味モチベーターとして動くシステム。
こういう必要悪なんだ、きっと。
しかし消費税を入れるとほぼ5000円。
「だまされた」と、後からじわじわ来るダメージと、
スターバックスでいうと10回分ほどのお金が、月初に飛んで行ったのは痛い。
(まあ、月末に飛んで行っても同じように痛いんだろうけど)
スマホの家計簿に5000円と記入するのが辛かった。
いつでもお金のことで辛いのは、自分が納得のいかない使い方をしてしまった時だ。
なので午後の2時間ほどは、そのことが頭をぐるぐると回っていた。
(レッスン開始ギリギリに行ったので、事前説明を受けられなかったというのもあるかもしれない。ごめんなさい。。)
レッスンについて
ところで肝心のヨガのクラスはというと、辛さもあり、学ぶこともあった。
チェーン店なので期待はしていなかったのだけど、ヨガを教える先生は「体の使い方」について、含蓄深いことをおっしゃっていた。
「ヨガをした後、強くなった体で、再び座ってみる」
「ヨガは心地良いことだと体に教えていく」
というようなことをおっしゃってた。
約90分のレッスンが終わる頃には、日頃は感じにくい爽快さを感じていた。
ただ、グループレッスンでは仕方ないことだと思うけど、なかなか難しい面もある。
それは、みんな、一斉に同じリズムで体を動かさなければいけない。
なので、どうしてもヨガというよりは、体操に近いものになってしまうんじゃないだろうか。
ヨガの醍醐味はたぶん
「自分のリズムで体を動かして、体の神秘を味わう」って感じだと思うのだけど。
グループレッスンだとそれがどうしてもやりにくい。
ひとりで自分のリズムで、ゆっくり心地よい部分なんか探していたら「え、あの人何?」って感じで、確実に浮いてしまうだろう。
こうやってレッスンで習ったポーズを、部屋でひとりでも出来るようになったら、面白いんだろうなと思った。
この5000円のもとを取るにはどうしたら良いか、と考えていたりする。
(実際には何かのキャンペーン中で税込み4000円ぐらいだった)
その後
気になっていた本が置かれていて、内容を確認できたことで500円ぐらい浮いた、と考えてみることにした。
(こんな行動を取っている時点で、まったく悟りなんか開けていないのだが)
全然関係ないけど、この世の中にはもっと高額なサービスもたくさんあるんだ、と思って、自分を慰めることにした。
特別優待券は人にも譲れるみたいなので、
これで1000円ぐらい浮くと思うことにした。
(タダであげるにしても、友人が得をするということは、自分が得をするということだ)