頭の空腹 vs 体の空腹
頭で感じる空腹と、体で感じる空腹は違う。
たとえば、コンビニでチロルチョコを見かけた時。 Youtubeでピザハットの広告を見た時。 街でケンタッキーの看板を目にした時。
こんな時に感じるのはたぶん「頭の中の空腹」だ。 「思考」と関連づいている空腹感。 僕らは本物の空腹と区別していないが、実はこれは空腹ではなくて「食べたい欲望」だ。 「お腹が空いたらスニッカーズ」の「スニッカーズを食べたい気持ち」も、たぶん頭の中の空腹であり「食べたい欲望」だ。
日曜日。今日は 4時に目が覚めた。
- 一昨日の摂取カロリー 800kcal
- 昨日の摂取カロリー 500 kcal
という軽い断食状態を経て、自分は久しぶりに「本当の空腹」を感じたような気がする。 「何か食べたい」と頭が判断するのではなく、 「何か食べないとやばい」と、体が反応している感じだ。 胃腸が動く音がハッキリと聞こえる。
冷蔵庫を見て、バターを100kcal分だけ食べてみた。(糖質を取らない) こんな状態になると、1kcal ごとのカロリー摂取がダイレクトに、体に影響を与えるのが分かる気がする。
いつも、無頓着なカロリー摂取に慣らされている体にとっては、貴重な経験だ。 食事がいかに、人の状態に影響を与えているというのが、よく分かるから。
「食事が人体に与える影響」は、僕らが思うよりも100倍ぐらい大きいのかもしれない。 単に適切な栄養を取れば良いということだけではなくて、栄養を取るタイミングや、量や、人体に起きる化学変化(的なこと)が大きく絡んできている気がする。