読書 | 「より少ない生き方 ものを手放して豊かになる」
いま読んでいる。
日本での一人暮らしだし。 モノも別に多くないし。
もう十分なんじゃない? と思ったけど、気になったのでKindleにダウンロード。
他の「お片付け本」と違うのは、ミニマリズム自体が「人生の提案」だということだった。 「ミニマリズムを実践すればどんなことだって叶う」みたいなことも書いてあって、ちょっと過剰かとも思ったけど。
納得したのは
- 物が少なければ、人生の重要な部分に集中できる。
- 物が少ないほど、自分が死んだ時に迷惑をかけない。
という部分だ。
もともと物は多くない部屋だけど、さっそく、また不要なものを手放すことにした。
テレビを1年に1回ぐらいしか見なくなってしまったので、テレビを。 3個もある目覚まし時計のうち2個を。(インテリアとしてちょっと気に入っていたけど)
他、小物をたくさん。
この本に書かれているとおり「物を手放すのにもエネルギーが要る」ということが、身にしみて分かる気がした。 Amazonに出品したり、粗大ごみの申込みをしたり。 (なんでウェブから粗大ごみを申し込めないんだろう。粗大ごみの処分に電話が必要で、処分用のシールを買って、日時を決めてゴミを出すのって、ほんとハードルが高い)
ところで、物の少ない部屋を見ると、どことなく「つまらなくなった」とか、 「自分の一部が失われたような感じ」がするのだけど、これ自体が、刷り込みによって作られた感覚なのだろうか。
意識的に「物=重要」とは考えていないつもりでも、 無意識の部分では「物=重要」という感覚があるのかもしれないな。
物が減ってはじめて分かる感覚なのかもしれない。