ライフハック | 決断を減らす決断をする

最近なるべく、決断を減らすような決断をするように心がけている。

  • 部屋のゴミを片付けるか片付けないか迷ったら、片付ける。
  • 脱いだ靴をそろえるか揃えないか迷ったら、揃える。
  • 今日の分の筋トレをするかしないか迷ったら、する。

このメソッドの良いところは、もう次は迷わなくて良くなるということだ。

迷う価値なんてあるの?

迷うということは「どちらでも良い」ということだと、僕は理解している。

なぜならもし、Aの価値がBの価値よりも圧倒的に大きければ、僕らは自動的にAを選んでいるはずじゃないだろうか。

つまり迷うということは、選択肢同士の価値が拮抗していることを示す証拠だ。
つまり、どちらを選んでも大差のない結果になることが多いのではないか。

身を軽く

どうせどちらでも良い選択肢ならば、決断を減らす方の決断をしよう、というのがこのメソッドのコンセプトだ。

  • 部屋のゴミを片付けなければ、ゴミを見るたびに、片付けるかどうかを迷うことになる。
  • 脱いだ靴を揃えなければ、靴を見るたびに、揃えるかどうか迷うことになる。
  • 今日の分の筋トレをしなければ、また何度も、筋トレをするかどうか迷うことになる。

だが「決断を減らす決断」をしてしまえば、もうその決断をする必要はない。
AもBも価値は変わらないのに、片方を選ぶことで、決断のコストをぐっと下げることが出来る。

人間の決断コストは馬鹿にならない。
迷っている時間が一番もったいない。

だからこそ、どうでも良いことなら、決断を減らすことを最優先に考える。

注意

この基準で決断してしまうとヤバイ事柄もある。
たとえば次のように。

  • 食べるか食べないか迷ったら、食べる。(体重が増える)
  • 買うか買わないかで迷ったら、買ってしまう。(赤字が増える)
  • 重要な事柄でも「考えるのが楽になる方」を選んでしまう。(後悔が増える)

まとめ

  • 日常の些細な事柄では「決断を減らす決断」をしてみよう。
  • 選択肢自体よりも、決断コストを減らすことを重視してみよう。
  • このメソッドが逆効果になる場合もあるので、用法用量は守ろう。