とあるエンジニアの問題意識 2019-03-19

駆け出しのエンジニアの頃、僕は人より10倍も速いスピードで、プログラミングしようと思っていた。

だけど実際には、人よりも10倍も遅かった。手を動かすスピードじゃなくて、コミュニケーションの方法がまずかったり、要件定義の問題で、恐ろしいほどの手戻りが発生したりしていたのだ。今でも、自分が思う理想よりも3分の1ぐらいのことしか、実際にはできないのだと、心を決めている。実際にそうなのだから。だがそれでも、仕事はちゃんと回っているようだ。エンジニアの仕事は、本当に、わずかずつの、パズルの組み合わせであり、ピースさえうまくはまえれば、最小限の力で、最大限の力を出すことが出来るんだよな。

仕事は褒めることが大事だという。

だけど人見知りなエンジニア同士、どうやって褒めたら良いのか。コードレビューに good の絵文字ひとつ。これですよ、これ。 :+1:

プログラミングや業務の手順などで、おそらく自分が意識できない部分で、複雑性に行き当たって、なんだか嫌な感じがした時は、ぐっと足の裏に力を入れる。

堺筋マッスルに訴えかければ、ある程度、もやもやしたストレスを解消できる気がする。

ストレスというとまあなんとも、もやっとした平凡な言い方で、嫌なのだけれども。

疲労感というのはなんとも不思議なものだ。

単にエネルギー低下とは認識できず、世界観まで変わってしまう感じがする。やはり脳のハッキングが起こる。これを単純なメーターの下降だと認識できれば。

駆け出しの #エンジニア の頃、僕は人より10倍も速いスピードで、プログラミングしようと思っていた。だけど実際には、人よりも10倍も遅かった。手を動かすスピードじゃなくて、コミュニケーションの方法がまずかったり、要件定義の問題で、恐ろしいほ..

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