あまりにも唐突に風邪を引いた
あまりにも唐突に風邪を引いた。はじめての経験だった。
昨日、外に出ていると、急激に体調が悪くなった。
体がフラフラとして、歩くことさえ難しくなってきた。
30分前まではごく普通の状態だったはずなのに。
今朝は普段通り筋トレだってやっていたはずだ。
「今までにない現象だ」「なんだこれは」と驚きを感じた。
だが、そんな状態なので、街ぶらは諦めて帰宅することにした。
かろうじて家に帰ると、体が熱かった。
そして午後5時から、次の朝の9時まで、16時間ほどは眠った。
今までに起きなかった現象が突如として起こる。
人体とは不思議なものだ。
(そう、老いや死を免れる体はひとつも存在しない。そうだろう? ジェームス)
風邪の予兆
風邪というものには普段、予兆があるものである。
- 集中力が落ちる
- 体の節々が痛む
- 寒気を感じる
- 睡眠時間が長めになる
その時はこれを「ちょっとした不調」と考えるものの、風邪をひいたあとで「あれは体への警告だったのだ」と気付くのが釣りだ。
だが、今回はその予兆すらもなかった。 正確に言うと、予兆のレベルがものすごく低かった。
今思えば、ほんの少し集中力が落ちたり、ほんの少し関節が痛かったりという症状があったかなというぐらいだ。
無敵感のジンクス
今までの人生を振り返ってみると、
- 体調管理を万全を期している
- 体調がすこぶる良いと感じている
- 体調管理に新しく自信を付け始めている
そんな時こそ、意外に体調を崩すパターンが多いように思う。
そのたび反省するのだが、体調管理においてはやはり「無敵感」は宜しくないのかもしれない。
体調がすこぶる良いという自信が、ちょっとしたエネルギーの消費にも鈍感にさせ、コンディションを崩す土台を作っているのだろうか。 そこに寒暖差の激しさや、忙しさが加わると、なかなか危ない。
コンディション管理に定評あり?
こういう時にまず思うことは、自分が体調を崩したなんて、認めたくないということだ。
- 日頃からコンディション管理には徹頭徹尾こだわっている。
- 栄養面も睡眠面も心理面も厳重な注意を払ってケアしている。
- 人にも「そのおかげで、体調がすこぶる良い」と伝えている。
そんな自分がまさか、このタイミングで、体調を崩すなんて。
「体調管理には自信があったんじゃないのか」「でも、全然出来ていないじゃないか」なんてことを考えて一瞬、恥ずかしさを感じたりもする。
休日のロスト
そして、風邪によって本来あったはずの時間も失われてしまう。
- 本当ならば今頃、陽の当たるカフェでブログを書いていたはずなのに。
- 本当ならば最高のコンディションで、仕事の勉強をしていたはずなのに。
なんてことを考える。
だけど、自分が体調を崩した時に大事なのは、まずそれを認めるということだ。
「あれが出来たのに」「これが出来たのに」という夢に溺れれば、風邪をひくことのはもっと辛い経験になる。
だが瞑想を続けているおかげで、現状を受け入れることはずいぶんと上手になった。
体質は変化する
僕は日頃から、人よりもコンディション管理に気を遣っている。
そして5年前よりも、10年前よりも体調が良くなったと感じている。
だけどどうあがいても、年齢によって体質というものは変化する。 我々はいずれは加齢や、それによる容姿の変化も受け入れていかなければいけないのだ。
(変化を受け入れられない人生より、受け入れられる人生のほうがずっと楽だろう)
まとめ
- 今までにないスピーディーな風邪のひきかたをして驚いた。
- 風邪を引いたときに大事なのは、まずはそれを受け入れること。
- コンディション管理によって体調は良くなるが、年齢によって体質の傾向は変化する。
追記
- あんなに具合が悪かったのに、ほぼ1日で復活できたので、やっぱり体調管理は大事。日々の成果は回復スピードに現れる。