ブログはスナップショットである (人間には「記録したい欲求」がある)

そう思った。

 

なぜブログを書くのか。

頭に浮かんだことを、書き記しておきたいと思うのか。

ブログを書く動機は何なのか。

 

その理由は、ひとつには、自分の考えの整理という側面もある。

アウトプットによる勉強という側面もある。

人に何かを伝えたいという側面もある。

文章力を向上させるという側面もある。

 

だけど、そうやって「ブログを書く動機」を考えてみても、なんとなく腑に落ちない部分があった。

50%は当たっているけれど、50%は違っているというような。

この億には、もっと何か「原始的な欲求」が横たわっている気がした。

 

それはきっと、これ。

「記録したいという欲求」だ。

 

他の何のためでもなく、

記録するということ自体が面白い。

記録すること自体がセクシーだ。

記録するろいうこと自体が尊い

これは人間の根源的な欲求ではないだろうか。

 

たとえば街で、何かインスタ映えするものを見つけたら、写真を撮りたくなるはず。

誰でも、カメラやスマホに「記録」しておきたくなる。

誰でもシャッターチャンスは逃したくない。

この気持に異論を唱える人はいないだろう。

 

僕にとってはきっと、ブログも同じようなものなのだ。

写真を撮るのとは、その記録方法がちょっと違うだけだ。

 

残しておきたいのがヴィジュアルであれば、写真を撮れば良いけど、「自分の思考」というものはそういうわけにはいかない。

PCを使ってキーボードを打たないと、ちゃんと残すことは出来ない。

「書きたいテーマ」のメモを取るなどして、あとで時間をとって文章にしたためる必要がある。

 

いわばブログを書くことは、僕にとって、体験や思考のスナップショットを残すことなのだ。

写真を一枚撮るだけでは「残せない」ものもある。

僕が「残しておきたいもの」「記録しておきたいもの」は、文章という形式に強く依存しているみたいだ。