鴨頭嘉人『人前で話す極意』講演会に行ってきた

はしがき。

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普段セミナーや講演会は行かないんだけど、 話し方って、文字情報では特に伝わりにくいジャンルだと思って、行ってみた。

値段

2000円で参加できた。

本がついてくるので、実質500円ぐらい。

しかも、全身全霊をかけた、人生に影響しそうなものすごい内容だった。 圧倒的。

プレゼントの交換

  • 人の話を聞くことはプレゼント
  • 人に話をすることはプレゼント
  • 笑顔はプレゼント
  • 人は常にプレゼントの交換をしあっている

これは強力で、いちばん重要なメッセージだと思った。

コミュニケーションってそもそも何が大事なのか。 ひとりで考え続けたら、この答えが出るのに30年はかかったかもしれない。

その答えをショートカットで教えてくれたような気がした。

もっとも重要なボディランゲージは何だと思いますか?

「それは顔です」

なるほど。納得。

僕らは人の反応が薄かったり、冗談がウケなかったりするとき、 「どの言葉が悪かったんだろう?」なんて考えたりするけど、実は言葉ではなくて、顔でコミュニケーションしているんだな。

ただ、自分で自分の顔だけは、ふだん見えない。
だからものすごい死角になっている。

顔が発しているコミュニケーションの情報量はものすごく大きい。

最近の話

この講演と直接は関係がないが。

僕はもともと、人の表情を読むことがとても苦手だ。
ずっと昔は人の顔を覚えるのも苦手で、まったく別の人を同一人物だと思いこんだりしていたぐらいだ。

だけど最近、人と話す時に、顔がよく見えるようになってきた。
そして自分が今まで、どれだけ人の表情を見逃していたかも実感した。(こんなに面白いものを)

どんな表情をして話しているか、誰がどんな無意識の情報の交換をしているか。
そういうことが情報として飛び込んでくるようになった。

( でも、もし見えない100の情報が飛び交っているとしたら、今見えているのは5か3ぐらいだという気がする )