カフェ、人のざわめきの中で過ごす。
今日もスターバックス 梅田 MiRise店に来た。
- Wi-fiが完備されている。
- オシャレ感がある。
- 居心地がすごく良い。
- 椅子の座り心地が良い。
- 照明が丁度良い明るさ。
- 本がたくさん並んでいて目が楽しむ。
- 店内がわりと静かである。
- 大声で喋る人はまずいない。
これは、はまる。
考えられる限り最高の環境
他のカフェだと1時間ぐらいで「そろそろ出ようか」という気分になるのだが、ここは一味違う。
開店から閉店まで居られそうな気がする。
長居できるようなカフェはそもそも、値段が高かったり、逆に値段が安くてうるさいことが多い。
世の中の価値と値段のバランスには、ちゃんと理由があるのである。
だがここは大学キャンパスに併設されているというイレギュラーな場所なので、ある意味、コストパフォーマンスが度外視されているような印象を受ける。
長居できる環境が整っており、なおかつ居心地が確保されており、お客さんにも品性がある。
他のスターバックスの店舗と値段も変わらない。
ブログを書いたり勉強をするにはもってこい。
これはすごいことなのだ。
気になる点といえば、エアコンの風が左耳に当たって、そこだけがやや寒い。
僕の右耳と左耳ではいま、3度の温度差は生じているであろう。
注意点
あとは、
- 前途ある学生の知的な会話が繰り広げられたりしている
- ある男子学生は知的に女子学生二人とキャッキャしている
ので、ちょっとしたコンプレックスを感じないように、広い心を持っておくことが肝要である。
(しかし全てが白いベールに覆われたNu茶屋町のchanomyaほどの難易度ではない)
オーダー
ちなみに、一杯きりで居座ったりはしない。
これはカフェで過ごす時の最低限のマナーである。
誰も気にしていない雰囲気だし、ただの自己満足なのだけれど。
今日は「カフェミスト」「ドリップコーヒー」「デカフェのドリップコーヒー」と3杯目を飲み干したところだ。
席
テラス席は一見、とても爽やかそうなのだが、線路や道路が近く、音の環境が優れているとは言い難い。
店内の方がずっと快適に過ごすことが出来る。
本能は人の中で安らぎを感じる
こうやってカフェで過ごしていると、ひとりで部屋で過ごすのとは、かなり違った経験を出来ることが分かる。
たとえ同じようにノートブックを触っていたとしてもだ。
その違いは、カフェの造りや雰囲気もあるだろうけれど、何よりも、周りに人がいるという感覚なのだろう。
人間は本能的に、人に囲まれている環境に安らぎを感じるらしい。
たとえば会社のソファで昼休みを取っている時も、無性に落ち着くのは、このせいなのかもしれない。
薄味の
人の温もりを感じるためには、必ずしも家族や友人と会う必要はないのだ。
- 見知らぬ人たちの雰囲気の中で過ごす。
- いろいろな人が入れ替わり訪れて、会話を交わす。
- たまにちょっとした会話も耳に飛び込んでくる。
こういった経験も、心にやすらぎをもたらしてくれる。
人と話すのは濃すぎる。 ひとりきりでは薄すぎる。
「ピザポテト」では濃すぎる。 何も食べないのは口寂しい。
うすしお味のポテチのような、このぐらいの薄さが、今の僕にはちょうど良い。
余談
こんなことを書いていると、誰かから「友達いないの?」って思われそうだ、という仮想敵と戦っている。
だが最近思うことは、僕らはちょっと、人間関係を過剰に求め過ぎなのではないだろうか。
たとえば、
- 家族がいる
- 恋人がいる
- 親友がいる
- 職場には同僚がいる
という基盤があるとしよう。
これに加えて、休日は必ず知人と話し合わなければいけないとしたら、なんとも贅沢な話である。
人間関係
そんなことを考えている時に、こんな記事を目にして、ちょっと不安になったりはするのだけれど。
男性はなぜ孤独であるのか(トマス・ジョイナー『Lonley at the Top』) - 道徳的動物日記
ところで
今日は近くの席の人が「諦めることを諦めました」というような格好良い感じのフレーズを語っていた。
というような、とりとめもない話。