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はじめての自炊体験 | PDFの電子書籍リーダーは sidebooks が良い!

Kindleになってない本が多すぎる。 ということで今日は自炊を初体験した。

日本では電子書籍化されていない紙の本もたくさんあるので、読みたい本があっても、躊躇してしまったり、いざ注文しても、やっぱり気軽には読めないし、部屋の中で場所もとる。 あとは電子書籍より「読書に手が伸びない」ということもあって、電子書籍化を真面目に検討して、実行した。

ところで、裁断機やスキャナは持っていないので、「自炊ができる店」に行ってみた。 法律的に言うと「自炊代行」は違法だが「自炊のためのスペースの貸し出し」はOKらしい。

その店に行くと、スキャナにはいくつか種類があって、本を裁断せずに電子化ができる機種もあるようだ。 最初、これは「すげえ、本を閉じながら全部自動で読み取ってくれるなんて、技術の最新鋭じゃないか」と思っていたのだが、どうやらページを1枚ずつ開いて、手でめくりながら、地道に作業をしていくタイプらしい。 店員さんの説明によると、作業も大変だしオススメしないということ。

なので素直に本を裁断してから自炊することにした。 ちなみに裁断作業だけは店員さんがやってくれた、

本をいったん裁断すると、90ページごとぐらいにスキャナが勝手にページを吸い込んで、電子化をしてくれる。 ページの中身はモノクロで読み取って、表紙だけカラーで読み取って、その二つを最後に結合するという作業をした。余計な空白のページは削除したりもできる。

あと、データを持ち帰るためにUSBメモリを用意してこようかと思ったのだけど、その必要はなかった。 自炊スペースサイトには「iphoneを持ってくるだけでOK」みたいなことが書かれていて、一体どうやってPCからiphoneにデータを転送するのかと思ったけど。 店のPCから普通にDropBoxにログインして、そこにファイルをアップロードする形式だということがわかった。ちなみに使うのは自分のアカウントだ。 なるほどね。じゃあiphone自体持ってくる必要ないな。便利だね。

お代は2冊で600円だった。 片方の本がページ数が多かったので「2冊」扱いになったため、実際には3冊分の値段だ。 自分の作業が発生するとはいえ、好きな本がずっと電子化されて読めると思えば、高くはない値段だと思う。

そうこうして無事2冊の本を電子化して帰宅すると、あとはそれを実際に読むためにいろいろと調べていた。 最初はAmazonKindle専用アドレスにメールを送って、kindleで読むだけだと思っていたら、Amazonの「プライベートドキュメント」で容量50MBの制限に引っかかって送れない。PDFなんて普通に50MB超えておかしくないのに、なぜこんな仕様なんだ。。

それでPDFの分割を試したり、PDFの圧縮を試したり、ibooksを試したり、色々やっていた。けっこう色々調べた。 結論としては自炊スペースの店員さんもオススメしていた sidebooks というアプリがかなり使いやすい。 日本書籍向けに本を「右綴じ」として認識してくれるところと、Dropboxと連携していること。あとはトリミング機能もあり、オプションで設定を変えればページめくりも素早い。 他のリーダーでは「トリミング機能がなく文字が小さくて読めない」のと「右綴じの本なのに左綴じとして扱われてしまう」のがかなりのネックだった。

Kindleで読めないのはちょっと残念だけど、紙の本をまともに電子書籍化できる環境が整ったのは良かった。 完全に満足ではないけれど、及第点といった感じだ。 ただちょっとページに対して文章が傾いてスキャンされてしまったので、この部分も解決できたら良いと思う。読んでてちょっと気になるし。

ところで、スキャナがOCR(文字の自動認識)をかけてくれるんだけど、どうやらその文字がそのまま電子書籍リーダーに出てきて扱えるというよりは、文字情報は主に検索用に使われるっぽい? なのでリーダーで文字に対して線を引いたり、ということはできないようだ。(環境にもよるかもしれない)

しかし本を電子化して読みたいだけなのに、けっこう調べ物をしなければいけなかった。 ほんと、そもそも最初からすべての本が電子化されていれば良いのに。