他の人が君より100倍上手に思える理由
人が1回で出来ることを、君は100回かけないと出来ない。
つまり君は人より100倍劣っている。
そんな風に考えることがないだろうか。
だが多くの場合、実は「出来る人」というのは、才能に恵まれているというよりも、それまでに基礎を積み上げている人なのだ。
たとえば、営業職に就いている人はコミュニケーションの訓練ができている。
だから、恋愛でも上手く行きやすいかもしれない。
たとえば、洋楽が好きでずっと聴き続けてきた人は、英語に慣れ親しんでいる。
だから、英語を勉強し始めたら、発音が上手いかもしれない。
君には同じ1回目に見えても、実は人生の中で、人はそれぞれ別のスキルセットを積み上げている。
スタート地点が同じようでいて、実はまったく違うのだ。だから羨ましがる必要はない。
君も同じ経験を積んで、たどり着けば良いだけの話なのだから。
だから、もし君がそれを100回こなしたら、次は「より簡単にできる1回目」がやってくるだろう。